UEFAチャンピオンズリーグ名勝負選

WOWOWには「UEFAチャンピオンズリーグ名勝負選 」という番組があって、過去のチャンピオンズリーグの決勝戦をいくつか見ることができる。CLとリーガの合間に05/06バルサ×アーセナル、08/09バルサ×マンUの試合を見てみた。ちなみに日本語実況がある試合とない試合があって、05/06シーズンのはなかった。

05/06シーズンはバルサロナウジーニョが、アーセナルにアンリがいた時期。初っ端にアーセナルに一発レッドが出てしまった。それでもアンリのセットプレーから1点を奪ったアーセナルだけど、バルサの猛攻を防ぐことができず。ジュリアーノ・ベレッチが2点目を決めて、降りしきる雨を浴びながら仰向けに倒れるシーンは感動する。28分、倒れたロナウジーニョに手を差し伸べるアンリの姿もよかった。敵同士でもたまにじゃれあってる選手っているけど、ああいうの好きです。

08/09シーズンはペップが監督就任1年目という歴史的なシーズン。チームはメッシ21歳、チャビ29歳、若い!ブスケツも1年目だし、エトープジョルもピケもイニエスタもいる。05/06シーズンでアーセナルの選手としてバルサと戦ったアンリもバルサに移籍しているし、それにユナイテッドにはクリスティアーノ・ロナウドもいて、なんとも感慨深い。
最初の10分くらいはユナイテッドがおしてたけど、それからは完全にバルサのペースだった。ポジショナルプレーとか、いわゆるバルサフットボールってこれかーという感じ。セットプレーを蹴るベテランのチャビ、蹴らせてもらえない若手のメッシという構図が面白かった。
チャビはここでも熱く抗議してた。もともとがこういうタイプなんですね。

そんな感じで2試合を見たところ。知らない選手の方が多い試合だけど、青とエンジに彩られたユニフォームを着て戦うバルサの選手を見ると胸にくるものがあった。

ちなみに日本語実況・解説は当時のそれではなく、現時点で取り直したもの。実況・解説の二人も過去の名試合に感慨深そうで、当時の状況を知らない自分としてはすごく参考になった。他のシーズンも全部日本語実況つけてくれたらかなりいいコンテンツになると思うけど。