FCバルセロナについて

バルセロナを応援している

ブログではチャンピオンズリーグの感想を書いてるけど、普段はラリーガを見ている。一応バルセロナを応援していて、だから見てる試合は基本的にバルサ戦。クラブを固定することで見る試合を絞れるし、他のクラブの戦術と比較して見ることもできる(31節のラージョ戦は負けたけど、戦術の違いがはっきりして見応えがあった)。元から知っているクラブがバルサレアル・マドリードだけだったし、どっちかっていうとバルサかなぁという感じで決めた。強いていうならユニフォームの好みかな。

とはいえ、ずっと見ていると選手にも愛着が湧いてくるもので、ケシエにはもっと活躍してほしいし、若手はガビもアンスーも好きだ。最近はラミン・ヤマルが15歳でデビューしたし(惜しいシュートもあった)、若いというだけで応援したくなってしまう。アラウホもハフィーニャも好き。

ラリーガを見たのは今年からだから、もちろんメッシはいない。だからいわゆる黄金期ではないかもしれないけど、今シーズンはリーグ優勝したし、ストライカーはレバンドフスキがいるし、テア・シュテーゲンもすごい。経営の面では色々と問題はあるだろうけど、いいチームなんじゃないかと思っている。メッシが戻ってくる噂もあるけど、どうなんだろう。見たいような、今のチームのままもいいような。ガビのゴールが見たい。

バルサ・コンプレックス』

そんな感じでバルサを応援していたので、もっと知ろうと『バルサ・コンプレックス』という本を読んだ。バルサのクラブ経営の特徴やバルセロナカタルーニャ)という地域の歴史、クライフイズムについて、カンテラについて、メッシについて、メッシ以後について、と盛りだくさんの内容で、500ページを超える本だったけど面白く読めた。この本は原書は2021年に出たそうで、本の終盤ではバルサの未来をどっちかというと暗く描いていた。まさか2022-23シーズンで優勝するとは思わなかっただろう。

バルサが「クラブ以上の存在」からグローバル企業然となった過程は、なんとなく京都の街に似ている気がした。自分達の誇る文化が外部の人を惹きつけて、それによって資本が入ってきて特有の文化が薄まってしまい、でも今更後にも引けない、みたいな。自分がバルサを知ったのも有名だからだし、なかなか難しい。

2023-24シーズンについて

シーズンも終わるし、来月のチャンピオンズリーグ決勝が終われば日常的にサッカーを見るのもしばしお休みとなる。
来シーズンはWOWOWでラリーガを放送しないそうだ。リーグを見つつお祭りでCLを見るというバランスが良かったのに、残念。
別のチャンネルで引き続きラリーガを見るのか、別のリーグを見ることになるのか。バルサの試合を見るだけでそこそこ時間を割いているので、見るものが増えすぎるのも困りもの。どうしたものかと思っている。