曽我部恵一のライブに行ってきた

みやこめっせでやっていた関西蚤の市に行ってきた。もともと行こうかなと思っていたけどはっきり決めてなくて、でも曽我部恵一がライブをやると知ったので行くことにした。

なぜ曽我部恵一がライブをやると知ったのかというと、氏のエッセイ『いい匂いのする方へ』を最近読んで、(近くでライブするかな)と思って調べたら蚤の市でやることが判明した、という次第。知ってから蚤の市まで1週間を切っていたし、いいタイミングだと思って。

ちなみに『いい匂いのする方へ』を読んだ影響で初めてコンビニでコーヒーを買って飲んだ。このことをブログに書こうと思ってたけど、ライブのことを書くことでタイミングを逃したので、もうこの件はお蔵入りということにしよう。写真だけ貼っときます。

曽我部恵一は14時30分からの出番だったけど、少し前からもう1曲目を歌っていた。部屋の一部を使った簡易なライブ会場で「ステージ」という感じでもなく、曽我部恵一は立ち、近くのお客さんは座っていた、自分は後ろの方で眺める感じだったけど、よく見えた。わきあいあいとした雰囲気でよかったな。

セットリストはたぶん末尾のとおり。順番が前後してるかもしれない。サニーデイ・サービスの初期の曲からソロになってからの曲、曽我部恵一BANDになってからの曲、最近のソロ曲、と満遍なく歌っていたし、ポップな曲が多くてよいセットリストだった。

自分は曽我部恵一をリアルタイムで聞き出したのは『キラキラ!』からだったと思う。今回歌った「キラキラ!」「魔法のバスに乗って」とかめっちゃ懐かしくて嬉しかった。「キラキラ!」は歌詞が好きだったなぁ、帰ってから聞き直した。
最近のはあまり聞けてないけどなんとなく追ってはいて。多作だし、音楽の形態がソロだったりバンドだったり多様だし、音楽以外の仕事もたくさんやっていて、氏については作品だけでなく生き方が興味深いって感じが強い。そういう興味の持ち方は、村上春樹にも通じる。

10曲近くやったけど弾き語りということもあってテンポ良かったし、45分くらいでサクッと終わったので見やすかった。こういうのもありだと思う。むしろこういうのがもっと増えるといいな。ライブに行くハードルが下がってよい。

今年はライブに行きたいと思っていたけど、まさかこんな形で実現するとは思わなかった。ラッキー。

これはできればという程度だけど、ライブにも1回くらい行ってみたい。ライブに行けば音楽に対する意欲も上がる気がする。直近に行ったのは磔磔友部正人で、たしか2019年。時間が経ったなぁ。

yellowrhino.hatenablog.com

 

セットリスト

  • 恋におちたら
  • サマーソルジャー
  • キラキラ!
  • 6月の歌
  • コンビニのコーヒー
  • 魔法のバスに乗って
  • おとなになんかならないで
  • 青春狂想曲
  • シモーヌ
  • LOVE SICK