村上T、Tシャツについて

村上春樹の『村上T』を読んだ。雑誌POPEYEの連載を書籍化したもので、村上春樹の私物のTシャツコレクションを紹介した本。Tシャツは新品だけでなくノベルティや古着など色々あって、どれもそんなに高価なものはないそうで、買う価格にいくらか上限を決めて買っているとのこと。「ゲーム」と表現していた。
「TONY  TAKITANI」とプリントされたTシャツがあって、それから着想を得て短篇「トニー滝谷」を書いたとのこと。TONY TAKITANIさんはハワイの政治家だそうです。ケチャップTとかギネスビールのとか、欲しいのもいつかあった。いつものエッセイ以上にゆるくて、Tシャツのデザインとあわせて面白く読めた。

おしゃれなTシャツをお店で買うのがあんまり好きじゃないと書いていて、まさに自分もそう。とくにTシャツには高いお金を出して買う気になれないんだよな。
Tシャツ、最近はこれという気に入ったものがない。何年か前にグラニフで買ったセサミストリートのオスカーがプリントされたやつを気に入ってよく着てたけど、ボロボロになって処分してしまった。今はヘインズとかユニクロとかの無地Tが多い(ボーダーTもよく着るし好きだけど、あれはまた別枠として)。
でも最近、といっても2年くらい経つけど、無地Tに飽きていて、着ていても楽しくなかった。だから、村上春樹みたいにもっと陽気なTシャツを買おうと思った。外で着てもいいし、お気に入りの部屋着とするのもいい。今思いつくのは、KAMOで売ってたマンチェスター・シティのTシャツかな。とかいってもう涼しくなってきたけど……

ここでお気に入りの「adidasT」をあげておこう。2年前くらいに買った。なんとなしに買ったけどだんだん気に入ってきて、この夏は部屋着として着倒した。サッカーを見始めてからより好きになったと思う。また買ってもいいくらいに気に入っている。いかにもadidasっていうTシャツは小学生以来で新鮮だったし、青色の感じが好きなんです。