朝ドラ『らんまん』の感想

朝ドラ『らんまん』が終わった。最初から最後まで面白かった。台湾に行く描写とかいくつかのシーンはばっさりカットしていて、逆に最後の2週はじっくりと万太郎と寿恵子のラストを丁寧に描いていて好印象。ラストがバタバタして終わる朝ドラもあったので、こうやってメリハリがあったのはすごくよかった。

今回は主人公の万太郎と友達との友情がよかった。生まれた時から一緒にいる竹雄、幼少期に知り合った佑一郎くん、研究室の藤丸と波多野、長屋のメンバーもよかった。土佐の言葉遣いも好きだったなー。演出家の渡邊良雄氏は『まんぷく』でも演出を担当したらしい。『まんぷく』も夫婦ものですごく好きだったし似た雰囲気はたしかにあった。
あえて物足りなかった点をいえば、田邊教授が急に退場したのが残念だった。悪役としても良かったし悩む姿も良かったから。一番好きな登場人物は、田邊教授だったな。悪役としての要潤を初めて見たけど、結構ハマってました。

朝ドラの感想は『カムカムエヴリバディ』以降書いてなかったけど全部見ていて、でも感想を書くのが億劫だったので見たっきりになっていた。『らんまん』は簡単にでも感想を残しておきたいくらいに面白かった。半年間ありがとうございました。