傘をなくした

傘をなくした。家の傘立てになく、あれっと思ったらなくなっていた。

傘は6年くらい前に買った。2000円くらいだったかな、無印良品の黒い、いたって普通の傘だった。可もなく不可もなく、最後まで壊れなかったのでいい傘だったと思う。とくに思い出はないけれど……
6年も使った傘ってはじめてじゃないだろうか。傘とか服とか、とくに思い入れのないものが案外長持ちしたりする。買った時にはわからない、何か縁のようなものがあるのだろうか。

傘にもピンキリはあるもので、ビニール傘から数万円するものまである。数万円といっても5万くらいがマックスか?そんないいものでなくても、そこそこいい傘を持つというのもいいかもしれない。とかいいながらその場しのぎで、また無印とかで買うんだろうな。

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以前使っていたビニール傘で、コンビニの傘立てに置いていて、コンビニを出た時に傘立てからなくなっていた。自分の直前にコンビニを出た人が自分の傘を持っていたので、それ私の傘ですよ、と言ったけど、なんかモゴモゴ言いながら持ち去られてしまったことがある。匿名的なビニール傘だったけど自分の傘だって直感があって、その人の挙動的にもそうだと思うんだけど……でも違ったのかな。その時は、まぁそんなこともあるか、と思ってそれ以上は追求できなかった。

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傘といえば、『ヒカルの碁』で傘は昔から形が変わらないとヒカルと佐為が話していた。雨の日はその会話を思い出すことが多い、7回に1回くらい。