朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の感想 その4(最終回)

カムカムエブリバディの感想第4弾。これで終わり。
ついにるいは安子と再会を果たす。最後の週は伏線回収祭りといった感じで、どんどん話がたたまれて行った。2週くらいかけてやればいいんじゃないかなーと思ったけど、15分ドラマだし仕方ないですね。以下、色々思うことがあるので列挙する。

  • 文ちゃんの空気読めない感じはどうなのと思った。あれはひながたかわいそう。
  • 安子も勇ちゃんも、無理してでも老けメイクで村上虹郎上白石萌音が演じて欲しかった。再会した勇ちゃんが出てきた時は「誰!?」と思って拍子抜けした。勇ちゃんのことはずっと気にかかっていただけに。
  • 勇ちゃんの個性が野球だけになってた。
  • 短髪・タートルネックジーンズの深津絵里はかっこよかった。さすが女優というオーラがある。
  • 錠さんがジャズピアニストになる苦労が全く描かれておらず、あっさりジャズバンドに馴染んでいたので拍子抜けした。ピアノの素養があるということで押し切った感がある。
  • トミー北沢役の早乙女太一の演技は上手だと思った。歳をとっても二枚目なオヤジ感がよく出てた。
  • 終盤で、当時の安子ちゃんがカムカム英語を盗み聞きしてた家の人が再登場したり、ひなたの初恋の人が実はあの人だった、みたいな「伏線回収」演出が多い気がした(「横須賀のたちばな」はいいと思ったけど)。
  • サンタが許されてる感じに違和感あり。
  • 吉右衛門役をはじめ、父役と息子役を同じ役者が演じる演出は面白かった。
  • 最終週で冒頭に20年代、それ以降にゼロ年代を描く演出はよかった。

半年近く見てたドラマなので思い入れが強くなってしまい、単純にいい・悪いといえない気持ちになってしまうのが朝ドラ。この作品と、この作品を見てる時期の生活の記憶が結びついてしまう。

半年間ありがとうございました!

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