ドラマ『おいしい給食』が面白かった

 

アマプラでドラマ『おいしい給食』のシーズン1と劇場版を見た。なんか見たいなと思って適当に見始めたんだけど、これがなかなか面白かった。1話20分くらいですぐ終わるから見やすいのおすすめです。

『おいしい給食』は市原隼人が主演のドラマで、学園ものとグルメものをミックスしたような作品だ。舞台は1984年の夏。中学教師の市原隼人は給食が大好きなんだけど、クラスの生徒で給食好きの神野ゴウがいる。給食を楽しむ市原隼人の一枚上をいく食べ方をする神野ゴウ、という構造は毎回同じ。市原隼人のモノローグが多く、『孤独のグルメ』系のグルメドラマなんだろう。

このドラマの面白さはなんといってもは市原隼人の演技で、もう見てもらうしかないんだけど、大袈裟な演技(台詞回しと顔芸と動き)がとにかく面白い。表向きは生徒に厳しい寡黙な教師が、給食の時にだけはしゃぐ様子に毎回笑ってしまう。昔あったワンダの缶コーヒーのCMの市原隼人が好きな人はハマると思う。

生徒役の神野ゴウや佐々木くん、桐谷さん、不良たちも良い。線の細さがいかにも中学生という感じだし、おぼこい演技が作品にマッチしている。あとは校歌やBGM、EDといった音楽周りも良い。校歌はつい口ずさんでしまう。トータルですごくいい作品です。

劇場版はちょっと演技がやりすぎて、ドラマファンに向けたサービス作品という感じがするけど、これはこれでよかった。御園先生との終わり方もいい塩梅だったです。シーズン2も気になるけど、アマプラでは見れないのが残念。

自分が子供の頃、ソフト麺や揚げパンは給食にでなかった。焼きそばは好きだったなー。ワカサギの唐揚げとかマグロの唐揚げとか白飯に合うおかずが好きで、フルールポンチはおかずが一品減るから好きでなかった。給食にしか出ない謎のふりかけも好きだった。