小説を読む気力・体力・+αについて

sekibang.hatenadiary.com

id:Geheimagentさんのブログを読んで共感することがあった。最近、というか数年前からピンチョンとかちょっと難しめの小説を読むのが辛くなってきたと感じている。

ピンチョンは『重力の虹』は読んでないものの、5冊くらい読んでいて、わからなかったりややこしい箇所がありながらも、むしろそれも込みでズンズンと楽しく読んでいた。でも今は読書に割く時間は相対的に減り、また読みたい本の対象も広がってきたわけで、一つの小説に、しかもポストモダン的とでもいうのか、ごちゃごちゃっとした小説を読むのは大変に疲れる。また単に時間・体力の問題だけでなく、山形浩生氏のいうように内容についても興味が失せている感は否めない。最後に読んだのが池田夏樹の文学全集にある『ヴァインランド』で、『ヴァインランド』はとくにそう感じた。結局『メイスン&ディクスン』が一番好みだった気がする。登場人物の造形がファンタジー調というか、物語感が強かった。

cakes.mu

今はリチャード・パワーズの『舞踏会へ向かう三人の農夫』を読んでいて、これもピンチョンほどではないけどなかなか読むのに骨が折れる(今のところ三つの話が並行で進んでいる)。これを読み終えたら、しばらくはスッと読めるものがいいなと思っている。そして、山形氏が推している『ハックルベリー・フィンの冒けん』が数少ない積読にあるから、まずはこれかなー。